マイアミジャングル探検記 |
マイアミジャングルへようこそ!某地方大学病院勤務の移植外科医、Dr. Santaです。2006年7月よりアメリカフロリダ州はマイアミ大学に留学中です。Liver & GI Transplantation(肝・小腸移植外科)に所属し、ジャクソン記念病院で4ヶ月をObserverとして過ごし、12月よりDiabetes Research Institute(DRI)へ移って膵島移植について学び始めたところです。そこで学んだこと、見聞きしたことを記載したのがこのページです。
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■マイアミジャングルとは |
ジャクソン記念病院は、公立の病院です。フロリダ州に在住している人なら(例えお金がなくて保険に入っていなくても)治療を受けることができます。そのためER (Emergency Room、救急救命室) にはいつも長蛇の列ができています。Trauma Center(外傷専門センター)はまるで戦地の前線病院のように四六時中重度の外傷患者が運び込まれて大騒ぎですし、私の所属する肝・小腸移植外科は年間約200例の移植手術がありますが、脳死移植なのでそのほとんどが緊急手術(真夜中が多い)です。そのようなわけでこの病院はいつも喧噪の中にあり、まるで動物園かジャングルのようだ!ということでZooとかMiami Jungleと呼ばれているのです。
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